2006年 今週の意見 5月
今週の意見(472):
箱根
もう9連休だのなんのと連休を楽しむ身分でもないけど、ゴールデンウイークと
もなると人並みにどこかに出かけたくなるものだ。で、5月2日、3日妻と二人づ
れで久しぶりに箱根に一泊旅行に出かけた。
前日テニスコートでそのことをテニス仲間に話したら、なぜ宿泊費も高いし、交
通機関も混んでいるこの時期に行くのだ、と言われた。しかし、私の場合、この一
年は自治会のことやら、小学校、中学校でボランテイアでパソコンを教えていたり
していたのでウイークデイ出かけることが殆ど出来なかったわけである。自治会の
方は終わったが、なんのことはない学校の方は今年もまた引き受けてしまったので
今年もウイークデイはもちろん夏休み、冬休み以外は長期間休みが取れにくい状況
になってしまった。もうやめておこうかと思ったのだが、まあ引き受けてしまった
以上しかたがないということだ。旅行なんてまあこれからもいくらでもチャンスが
あろうというものだ。
出発の2日の日は朝から雨模様で、新宿からロマンスカーで箱根湯元に着いたの
はいいが、登山鉄道、ケーブルカー、ロープウエイと乗り継いでホテルのある芦ノ
湖畔桃源台まで行く間、、視界は全くゼロ、運の悪いことこの上なかった。
しかし泊まったホテルはなかなかよかったし、夕食、朝食の料理もよかった。肝
心の温泉もまあまあか。
なにより3日の日は朝から快晴で、芦ノ湖の周遊や帰りに立ち寄った強羅公園も
楽しんだ。まずまずいい一泊旅行ではあった。
考えてみると小田原、箱根湯元あたりは何度も来たことはあったが、芦ノ湖あた
りまで足を伸ばしたのは始めてだったのだ。
2006/5/6
早勢 直
今週の意見(473):
岡部健一さんを悼む
高校・大学を通じての友人、岡部健一さんが亡くなられた。金曜日昼近く、大学
時代の友人から、FAXが入って、肺ガンで昨日亡くなられたとの知らせがあった。
肺ガンで入院されていたことを知ったのはたしか三ケ月ほど前のことであったが
つい3週間ほど前、メールで一時退院され、これから大いにメールを交換しあおう
と話しあっていた矢先のことであった。そののち再入院されたとの連絡があったの
で、どうかと心配していたのだが、病の方はかなり悪かったのだろう。まことに残
念なことである。
葬儀は奈良県大和市のご自宅近くの斎場で明日行われるとのこと、遠方でもあり
所用もあって、弔電だけで欠礼させていただくこととした。
岡部さんとは同じ高校の出身だが、高校時代はクラスが違っていたこともあって
特に交際はなかった。お互い一年の浪人を経て同じ大学の経済学部で一緒になり、
4年間いろいろ交友関係があった。英会話クラブ、、ゼミも一緒だった。
大学卒業後はお互い社会人として別の道を歩いたのだが、折にふれて、ずっと付き
合いを続けてきた中である。
特に私が過去15年間ほどやってきたメーリングリストの中で、さまざまな意見
交換、音楽、絵といった趣味について語りあい、また英語のメールの交換などを楽
しんできた中であった。
かけがえのない友を失った。心より冥福をお祈りしたい。
2006/5/12
早勢 直
今週の意見(474):
教育論争
水曜日小沢氏が民主党党首に就任以来始めて行われた小泉首相との党首討論では
教育基本法の改正問題が主に論じられた。中国をはじめとするアジア外交、在日
米軍再編問題、医療をはじめとする社会保障問題など今懸案事項が山ほどある中で
この問題だけが主なものとなったことについて、マスコミの批判などもあったよう
だ。しかし限られた時間で、あれもこれもとやるよりは、教育基本法に絞ったこと
を是とする論調もあったし、私自身もそれでいいと感じた。
たしかに今教育問題こそ党首討論にふさわし一番のテーマではないか。だだ時間
的な制約もあって、議論の掘り下げが、とても十分とは言えなかったのは残念だ。
しかしそれはしかたがない。
政府が提出した教育基本法改正案の審議が始まったばかりだ。民主党は対案とし
て近く「日本国教育基本法案」を提出する。教育は国家百年の計である。他の重要
とされる案件に関するものより、まさに100年掛かるテーマなのだろう。。小沢
氏が党首討論で取り上げたのは、その意味で自民党との「対立軸」を鮮明にする格
好のテーマと考えたからだろう。
小沢氏は、家庭内での殺人事件や、耐震強度偽装、ライブドアなどの事件に言及
しながら、「心が荒廃した、すさんだ社会」への教育に対する政治の対応の必要性
を主張し、首相にはその重要性の認識が欠けているのではないかと論じた。首相は
「衣食は満ちているが、礼節を失っている」とし、教育について政治が出来る役割
を果たす必要がある、と応じた。首相も、お得意の“ワンフレーズ”ではなく、丁
寧に答える姿勢を見せたのは今回のディベートの成果ではなかったか。
民主党の案では自民党と公明党の妥協案より、より明確に愛国心の涵養、それを
養うための宗教的感性の育成など踏み込んだ側面がある。むしろそれについては自
民党からの支持者が多くでても不思議ではないという側面もある。愛国心というこ
とになると、即先の戦争に関連してそれが軍国主義につながるといった反対が出て
くるが、それはおかしいのではないか。
ましてや宗教的感性となると微妙な問題を含んでいることはそうだろう。問題は
与党の公明党が宗教政党であること自体が問題なのだ。宗教的感性といってもなに
か特定の宗教のそれであってならないことは言うまでない。道徳倫理教育のために
は宗教的感性の育成の問題は実は避けて通れないのではないか。
この問題についてはすでに「今週の意見」469でも述べたことだが、今日の社会
の混乱は小沢氏の指摘のごとく今日の教育、教育制度の欠陥からくるものであるこ
とは明白である。
教育基本は教育の憲法であり、与野党の真摯な論議と国家百年の計にたっていい
形で改正されることをこころから期待するものである。そのためにも十分時間をと
り今国会だけで拙速に決めることでないことも明記しておきたい。
2006/5/20
早勢 直
今週の意見(475):
第8回嵐山研修会
もう8回目を迎えるが5月24日、25日、国立女性教育会館でパソコン研修会
が行われた。日帰りの方を含めて、30名もの参加があり、盛会であった。
パソコンに関しては日頃月二回の例会でいろいろ勉強するが、インターネットと
なると会場で実際につなぎながらやるというのはなかなか難しい。その点女性教育
会館のマルチメデイア教室は一人一台インターネットを使いながら、研修ができる
ので例会ではできないことがいろいろできる。
会場は広い森の庭園の中にあり、環境がすばらしい。その空気を吸っているだけ
で頭の回転がよくなるような気がする。
毎回何か基本的なテーマについて勉強するのだが、今回は渡部 陽氏に今ベスト
セラーとなっている梅田望夫氏の「Web進化論」についてその内容の解説を御願い
した。インターネットの進歩がこれからの社会、政治・経済・文化にどのような影
響をもたらすのか、その社会学的考察である。
そもそもそれは大変難しい内容でパソコン、インターネットなどやっていない人
にとっては一体なんのことかよくわからないだろう。いや、パソコンクラブ会員の
ように毎日パソコン、インターネットをやっている者にとっても、解説を聞いても
よくわからないところがある。
私は「Web進化論」などというからややこしいのだと考える。というか、それが
社会学的マクロのアプローチだとすれば、パソコン使用者として、これからの生活
の中でパソコンやインターネットとどう関わっていくかというミクロのアプローチ
をすればもっとわかりやすいのだと思う。
パソコンユーザーに対して、あなたにとって、パソコン、インターネットとは何
ですが、それをなんのために学んでいるのですか、それをどう学び、仕事、趣味、
そして生活そのものにどのように役立っていますか、役立てようとしていますかと
いうことだ。そうした内容について一人一人考えてみれば、この本が何を言おうと
しているのか、その意味のいくつかを理解できだろうとと私は考えるのである。
研修会では渡部氏の内容解説に加えて、私自身はそのような説明を加えたのであ
った。その内容について今は論じないが今後ともそうしたことについて考えながら
パソコンを勉強していくことが大切なのだろうと思うのだ。またそうしたことを
MLやBLOGで発表したり意見交換をしていきたいと考える。
2006/5/27
早勢 直
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