2005年 今週の意見 12月
今週の意見(450):
ネットワークコミュニテイの意味
先週は第七回嵐山合宿研修会のことを書いた。ここに集まってくる方々の大半は
MPC(村山パソコンクラブ)の会員の人たちなのだが、そのほかにも常日ごろ
パソコンに関するML(メーリングリスト)に参加されている方がいる。何人かの
方は全国各地からMLに参加されたり、嵐山の会にも参加されるのだ。
パソコンクラブの方々は例会などでお互い顔見知りなのは当然だが、MLでのさ
まざまなやりとり、教えたり、教えられたり、情報交換を通じて、ネット上で友人
知人となるわけだ。そうした方とはお互い会ったことがない人もいるし、はてさて
どんな人なのか是非あってみたいと思うものだ。そして実際に嵐山などで会ってみ
て、想像通り、ほんといい人だと知り、さらに交友関係が深まるのが常である。
こうしたネットコミュニテイの形成は今に始まったことでなり。もう20年近く
になるだろうか。パソコンというものがこの世に出て、そして始まったパソコン通
信時代からの新しい社会現象なのだ。私自身もそうしたパソコン通信を夢中になり
いくつかのフォーラムを作り、そこで多くの知人友人を作ってきた。そして時々オ
フラインミーテイングと称して、実際に顔を合わせての交流を楽しんだものである。
そうしたネットコミュニテイの形成という社会現象はインターネットが始まった
ここ十年さらに盛んになったことはいうまでもない。ただ、インターネットだ、メ
ールを通じての交流だということになると必ずしも一般にはいいイメージをもって
迎えられないこともご承知の通りである。ごまんとあるあのえげつないアダルトサ
イト、毎日飛びこんでくる出会い系サイトのメールの存在、山のように送られてく
るウイルスの危険などなど、そんなところには一歩も近づきたくない、という人が
数多くいることも事実である。
私や仲間の人たちはそうした危険や、わずらわしさを承知の上で、毎日メールを
楽しみ、インターネットを通じて人々との交流を楽しんでいるのである。こうした
ネットの活動を通じて、多くの友人を得たことは私の人生にとってかけがえのない
ことであったと思っているし、これからもされにそうした活動を強化していきたい
と考えている。
またそうしたことの楽しさ、意味を一人でも多くの人々に伝えていくことが私の
ライフワークの一つにもなっている、そうしていきたいと願っているものである。
2005/12/3
早勢 直
今週の意見(451):
告別の辞
先週月曜日、ネット仲間の原 清さんから上田双峯(本名道雄)氏の逝去の知ら
せをいただいた。上田氏はもともと原さんと同じ大学の出身者で、原さんの紹介で
私たちのパソコンクラブのMLに参加いただき、昨年はそこの英会話クラブが始ま
った時、一年間講師として教えていただいた中である。
英会話クラブは月二回の例会であったが、パソコンクラブともどもお住まいの戸
塚から往復6時間近くかけて私たちの住む町武蔵村山まで通っていただいたのであ
る。当時からお病気のため、透析に通っておられたが、そんな不自由な中、私たち
の会には一度も休まれることなく、参加いただいたのであった。
英会話を教えるにあたって、上田さんは映画のシナリオを使い、それをわざわざ
ご自分でタイプされたものを配っていただき、映画を見ながらその中身を解説いた
だいた。英語学習法として私も若いころそうした方法をやっていたこともあって、
意気投合し、上田さんがシナリオの解説、私がその映画の部分を準備しテレビでそ
れをみなさんに見てもらうようにしたわけだ。
英会話クラブだけでなく、もう一つのパソコンクラブ、こちらは自ら学ばれるた
めであったが、早朝に戸塚を出られて、夜遅く自宅に帰られるという生活を続けら
れたのだった。そうした不便についてなに一つ不満や苦情を表されることもなく私
たちのクラブ員との交流を深められたのだった。
そのお人がらをしのび、ここに心から哀悼の意を表するものであります。
2005/12/10
早勢 直
今週の意見(452):
富士山
最近毎朝早起きして近くの公園で有志が集まってやっているラジオ体操に参加し
ている。約20分近くストレッチとNHKのラジオ体操をやるが、これがよかった
のか、腰痛少しあったのが最近よくなったような気がする。終わった後、家に帰
って朝風呂に入るのも楽しみの一つである。
早起きは得意で、というかその時間は元々起きているのだが、最近の冷えこみの
中、外に出るにはかなり勇気がいる。しかし集まってきた15人ほどの人たちと一
緒に体を動かしていると少し体が暖まってきて、終わった時は実に壮快である。だ
から少々大変でも毎日出かけるのが日課になった。
それと実はこれにはもう一つ楽しみがある。さあ始まるぞ、と歩いて3分ほどの
公園に出かけるのだが、公園に着いたらたら、まず西の方の空を見る。家やら、木
の影の向こうに富士山がくっきり見えるのだ。昼間はあまりよく見えないが、まだ
日の出少し前の時間、富士山ははっきり見える。寒波で雪をかぶった富士山、凍て
ついた空気の中に見える富士山は実に美しい。毎朝その表情が少しづつちがうのを
見るのが楽しみなのだ。
富士山を世界文化遺産にという運動を地元の人たちがやっているそうだ。日本全
体の運動にすべきなのだろう。
2005/12/17
早勢 直
今週の意見(453):
もちつき大会
自治会今年最後の行事として12月23日もちつき大会をやった。昔はもちつき
は年末の伝統的行事だったが最近の子供達は、おもちとは、スーパーで買ってくる
ものだと思っている。だから自分たちが子供のころ、経験したもちつきの楽しい思
い出を体験させてやろうということになった。道具一式は市役所の教育委員会から
借りてきた。なぜ教育委員会なのかよくわからないが、多分もちつきの社会教育的
な意味をこめてのことなんだろうと想像する。
実際にやってみて初めてわかったことだが、我々のような年代のものでももちつ
きの経験者は案外少ないということだった。だから自治会役員だけでなくもちつき
の経験者をあちこち物色してその指導をお願いしたわけだった。地元の小学校の校
長を招待したついでにもちつきの経験があるかとお尋ねしたら、子供のころから住
んでいる地元で何度も参加したことがあり、場合によっては指導にも当たってくれ
るということで、安心したわけだ。そして場合、その校長から、「もちつきなどに
ついては話は逆で自治会の人々が我々学校関係者に教えていだだくべきことだ」と
皮肉をいわれたのだった。
そうかもしれない。しかし、要するに知っている人にはなんでも教わってやれば
いいことにちがいない。
そして23日、北国では大雪の中、こちらの地域は快晴で、最近では珍しいぽか
ぽか天気、もちつき大会には絶好の天気となった。もちこめを蒸し、もちをこね、
つく工程も順調に進み、参加のみなさんにも喜んでいただけた。もちがつける間、
子供たちも一緒に昔なつかしこま回しやベーゴマの遊びなどに興じていたし、パソ
コンゲームなどもやらせてあげることができて楽しかったようだ。
年末の忙しいなか、ばたばたと決まったことであったが、それ自体は大成功であ
ったようだ。より多くの自治会内の子供達とも知り合えた。もちつきの行程なども
よくわかった。
一番の収穫は経験のない自治会役員が協力して材料の調達、もち米の準備、米の
蒸し上げ、そしてもちつきができたことの意味は大きい。こうした経験は災害時な
どでも炊き出しの必要性が生じたような場合、役立つにちがいない。
そんなことより、参加の自治会員がおたがいまさに同じかまでたき、ついたもの
を一緒に食べたという親近感こそが一番の大きな収穫であったのだろう。
2005/12/24
早勢 直
今週の意見(454):
フォトストりー3
今年パソコンクラブで流行ったのはなんと言ってもフォトストりー3というもの
である。マイクロソフトからWindowsの正規ユーザーに無償で提供している
ものだが、写真を音楽入りでスライドショーにするものである。スライドショーは
さまざまなものがあり、これまでパソコンクラブでもいろいろ試してみた。JAVAを
使ったスライドショーなども人気があったが、なにしろHTMLの細かい操作が必
要なので作成自体結構めんどうである。
その点フォトスリー3は写真の挿入が楽だし、音楽も簡単に入る。一番最初に紹
介されてから、みなそれぞれさまざまなものを作ってネットで発表した。旅行での
写真集などが主なものであったが、陶芸クラブの近藤さんはこれを陶芸作品作品の
マニュアルに使われたのには感心した。私自身は写真集でなく、「私の24時間」
というタイトルでなんだがわけがわからないが、動く絵本的なものを作り、いい線
行ってるなどとお世辞をいただいたものもある。
仙台の菊池さんがこれを気に入られて、11月の嵐山講習会にわざわざ仙台から
習いにこられた。そのおかげでこれをマスターされ、私の「散歩道」とか「仙台の
夜」など作品を送られてきた。それぞれすばらしい写真集である。
これまでの写真とちがってこうした楽しみ方ができるのが、デジカメのいいとこ
ろである。旅行などで写真を沢山撮り、アルバムにしてもなかなか他の人に見ても
らう機会はない。ところがデジカメだと、これをメル友や、ネット仲間に見てもら
える。ただのスライドショーでなく、こうした動きのある、しかも音楽入りという
趣向をこらすことで一層その中身が引き立つということがある。
撮った写真をどう組み合わせ、どのような早さで、どのような画面切りかえ効果
を使って、そしてどのような音楽を入れるか、などできた結果もともかくとして、
それを作っている過程が楽しいのである。いや、ただ写真というだけでなく、これ
を動きのあるものにすること、音楽などをどう入れるかを考えること自体大変楽し
いことなのだ。
デジカメで沢山写真を撮ってもただねかせておくことが多い。その点私たちの
パソコンクラブの仲間はこういう形で写真を楽しんでいることは大変いいことだ
と思う。まさに、「パソコン知的生活」の一つではないか。
2005/12/31
早勢 直
参考:24時間
ホームページへ